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ADONさんの日記より、師匠語録2を考える・・・

ADONさんの日記にでてきた師匠語録について考えてみた。
あくまで個人的な研究とトレーニングに基づいた考えなので
ホントに参考までというか・・・なんというか(汗)

4/27 薬師寺練(師匠語録2)
https://blog.livedoor.jp/adon2702/archives/644116.html

で、書いてた事に関してなおっきなりにちょいとコメント。


登りでハンドルを押す件。
登りでも上半身が揺れない件。


この2点について。


登りでハンドルを引くということは、どういうことか?!
なぜハンドルを引くのか?
ということを単純に考えると分かってくる。

それは踏むというパワーの逃げどころが腕に来ているから

だと思う。

踏めば当然その反動のパワーがどこかに逃げなければならない。
それをどこで受け止めるか?!腕で受け止めれるならば腕を引くという
形で踏んでいるパワーを受け止めるしかない。

でもなおっきは考える。

腕を引くというエネルギーは進むパワーに変わっているのか?

それは腕が引っ張られる力で吸収してしまうので踏みからくる反動自体は
進むパワーには変わっていない気がするのだ。

また、当然なんだけど、踏むパワーが上半身に伝わっているわけだから少なくとも
身体はある程度ゆれてしまうと思う。


じゃどうすればいいの?と考える。


そのパワーをどこに逃がすか?しかも推進力に変える形で。

その答えが引き脚なんだと思う。


踏んだパワーを引き脚に伝える。右足の踏んだパワーを左足の引きパワーにのみ伝える。
これがもし完璧にできたとしたら踏みと引きは1対1。上半身にはパワーは全く伝わらない・・・

はずなのだ。


どんな激坂でも上半身の力を全く抜いた状態で登れているとしたら、踏んだパワーが引き脚で受け止められている・・・

ことになるはず。


ここでいう上半身なんだけど、どこからが上半身でどこからが下半身かという話、それは多分みぞおち辺りじゃないかと勝手に思っている。
つまりみぞおちより上は完全にリラックスした状態でフルパワーを掛けることができたとき、踏みと引きがバランスをとりあい、
すべてのパワーが推進力に変わる・・・と思うのだ。


意識的に踏みを0、引きを100で試しに漕いでみて欲しい。きれいに引きができているならハンドルを押すことになると思う。
しかも引いてる脚とは逆の腕にパワーが伝わってくる。踏んだときも同じ。踏んでる足とは逆の腕を強く引こうとしているはず。
当たり前だけど、サドルを中心にたすきがけの形でパワーを伝達しあうからからその結果対抗にあるところにパワーが伝わるってこと。


つまりこれらの上半身に伝わってくるパワーをみぞおちより下のインナーマッスル等でうまく打ち消しあい、踏みパワーを引きにうまく伝えることで
もし、完璧にそれらができたとすれば、上半身を全く揺らすことなく、腕に一切のパワーが伝わってこず、
完璧で無駄が全くない、すべてのパワーを推進力に変えられるペダリングができるのではないかと考える・・・。


それを実現するためになおっきは、超SFRの練習をやっている。メッチャ重いギアで激坂を登る。
もちろん最初から重いギアでは登れないので徐々に徐々に重くして理想はケイデンス20~25。
少なくとも30以下で登る。その際、上半身、みぞおちより上は全く力を抜く。完全脱力。
腕は空中ハンドルができれば最高。指で添える程度にハンドルに添えるくらい。
踏みと引きを意識してお互いが打ち消しあえるイメージでペダリングする。

引きのときのイメージはペダルを逆に回しているイメージ。
踏みのときは前に押し出すイメージ。
細長く斜めになった8の字を描くイメージ。
引くときはみぞおちに脚全体を引き寄せる。しかもお尻の上辺りを使って後ろに引き寄せつつと言う感じ。
踏みは斜め前にしっかりと押し出す。
押し出すパワーが上半身に伝わらないようにするために支えるようにして引きを入れるイメージも忘れないように。
そうすると自然と尾てい骨が8の字を描き出す。これをイメージできればばっちりかなぁ~。

引き脚の際にフクラギは力を入れない。ただの伝達棒のように膝より先はイメージする。
引いてる間中、かかとは引っ張られっぱなしなので伸びきっている状態になると思う。
踏みの時のほんの少しのアンクリンクはこのケイデンスなら許されると思う。


とにかく踏みのパワーを引き脚で支える。最初はとてもつらいと思うけど、引きで支える筋肉が育ってくると身体が積極的にそれを使おうとし始める。なぜならバランスが取りやすいから。

これを繰り返していると、膝より上の筋肉だけでペダリングしているような錯覚になってきて、そこから下では乳酸をあまり感じなくなってきてすごく楽。逆に膝よりしたで乳酸を感じるようなら意識してみぞおちを意識してフォームを見直すって感じ。


う~~んだらだら書いちゃったけど、ま、そんな感じぃ~~~。

駄文すんまそん。




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2009/4/28 10:39.

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コメント (3)

hyh:

なおっきさん、こんばんは。
今回の記事、非常に勉強になりました。自転車は奥が深いですね。

ブログで紹介させてもらいました。

SIG:

こんばんは、自分も上りでハンドルを引いてしまうのって、何か違うよなぁと思っていました。
また、SPDになっても今ひとつ「引き足」を使う感覚がしっくりきていなかったので、今回の記事はとても参考になりまた。

それと、体の複雑な動きを文章で書き表すのも大変ですよね、おつかれさまでした。

なおっき:

>>hyhさん
コメおそくなりました。
紹介記事見ました。ありがとうございます。
まぁ、あくまで個人的意見の一つとしてッて感じでw
hyhさんはしらびそ出るんですか?


>>SIGさん
コメント、ありがとうございます。
ホントは絵とかを描いて説明したいんですけど、
なかなかそこまで時間がないし絵心もなくOrz...
言葉は難しいですね!

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